インスタグラム インスタ運用

インスタグラムのアルゴリズムとは?戦略的にインスタ運用する方法!

 

こんばんは!

 

今回は、インスタ運用を行ううえで超重要な『インスタグラムのアルゴリズム』について解説していきます。

 

アルゴリズムを理解してハックできれば、インスタ運用を行うなかで、何事も有利に進めていけるんですよね。

そんなアルゴリズムについて、今回は重要なポイントを抑えつつ具体的な内容を見ていきたいと思います。

 

あなたが今回の講座を読み終える頃には、アルゴリズムについてマスターでき、実際にインスタ運用でも、やるべきことがガラッと変わるはずです。

 

ひろ先生
ではさっそくですが、ここから本題に入っていきますね。

 

 

そもそもアルゴリズムとは?

 

インスタグラムのアルゴリズムとは、『インスタグラムがどういった法則性のもとに動いているのか』そのルールのことです。

 

インスタグラムに限らず、世の中に存在するインターネットサービスは、何かしらのアルゴリズムに基づいて運用されています。

 

インスタ講座で学んでいるあなたに最も身近なものでいえば、GoogleSEOでしょう。

SEO=検索エンジン最適化

端的にいってしまえば、GoogleSEOは「EAT」と「Googleの理念」に基づいて構成されています。

それぞれに関しての説明は割愛しますが、このルールのもとに記事の最適化が行われ、検索した際に情報が表示される仕組みです。

 

ひろ先生
インスタグラムも同様に、ある基準をもとにアルゴリズムが働いていますよ。

 

アルゴリズムの重要性

 

インスタ運用を行ううえでアルゴリズムを理解することは、重要かつ必要不可欠です。

なぜならインスタグラムで成果を上げていくためには、インスタグラムのアルゴリズムを理解し、それをハックするように運用する必要があるからですね。

 

実際にアルゴリズムの理解によって、アカウントの成長ペースが大きく変わってしまうのが事実。

言い換えると、アカウントのフォロワーを伸ばしていくためには、アルゴリズムに基づいた運用をしなければならないということです。

 

アルゴリズムはインスタグラムのミッションに基づいて設計されている

 

インスタグラムのアルゴリズムは、インスタグラムが掲げるミッションをもとに設計されています。

インスタグラムのミッションは、大切な人や大好きなことと、あなたを近づけるというものです。

 

これをもとに作られているということは、すなわち『ユーザー同士の近さ』や『ユーザーとコンテンツの近さ』が重要視されていると考えられます。

 

ユーザーとの親密度は『シグナル』と呼ばれるユーザーが起こすアクションによって加算されていく仕組みで、親密度を高めるためにはユーザーにシグナルを起こさせる必要があります。

 

アルゴリズムの計測

ユーザーとコンテンツの近さは、『投稿がどれだけそのアカウントに合ったものであるのか』という観点で計測されます。

これはアカウントがインスタグラムで日常的に検索している『情報』や、『いいね』、『保存』、『コメント』といったエンゲージメントから形成されています。

 

ひろ先生
これらの情報から、そのアカウントの趣味にあっていると判断されたものが、レコメンドされる仕組みです。

 

これらの『近さ』から、インスタグラムはレコメンドのアルゴリズムを構築しており、インスタ運用を行う場合は、アカウントとそれらの距離を近くしていくことが求められます。

 

投稿のリーチが伸びる仕組み

 

投稿したコンテンツのリーチ数は、上述したアルゴリズムによって決定します。

ここではアルゴリズムによって、投稿のリーチ数が伸びる仕組みを解説しますね。

 

まずはじめに、インスタグラムのアルゴリズムが動き出すのが、フォロワーからのエンゲージメント率です。

自分のフォロワーのなかで、どれだけのユーザーがその投稿に対して反応(エンゲージメント)したのかをアルゴリズムが判定します。

 

ひろ先生
そこで一定数のエンゲージメントを獲得すると、インスタグラムのアルゴリズムが『このコンテンツは質が高い』と判断をし、その投稿を好みそうなフォロワー外のユーザーにリーチさせます。

 

このとき、多くの場合は発見欄を経由してレコメンドされます。

発見欄に掲載されると、リーチ数が格段に伸びるんですよね。

 

ここでもフォロワー同様、高いエンゲージメント率を獲得すると、さらに多くのユーザーへと拡散されていきます。

この状態がいわゆる『バズってる』状態です。

投稿がバズるのは発見欄に掲載されていることがほとんど。(発見欄から伸びていることは、投稿のインサイトからわかります)

 

ひろ先生
つまり、投稿が伸びている状態、すなわちリーチ数が爆発的に増加しバズっている状態は、発見欄から生まれるということです。

 

アルゴリズムに基づいた運用とは?

 

アルゴリズムに基づいた運用、つまりインスタグラムのアルゴリズムをハックして運用するためには、以下の2つの指標が最も重要です。

  • 保存率(投稿の評価)
  • ホーム率(アカウントの評価)

 

①:保存率(投稿の評価)

 

保存率は投稿がリーチしたユーザーのなかで、どれだけの保存数を獲得したのかを表す割合です。

計算式で表すと『保存率=保存数/リーチ数』ですね。

 

従来のアルゴリズムでは、いいね数に重み付けをしたエンゲージメント率が重要視されていました。

現在のアルゴリズムでは、保存数に重み付けをしたエンゲージメント率が重要視されています。

 

保存率が重要な理由

保存数に重み付けをしたエンゲージメント率のことを保存率と呼んでいます。

保存率が重要な理由は、投稿の質を測れるからです。

 

投稿の保存は、コレクションとして再度投稿を見返す可能性がありますよね。

一方で『いいね』は見返すための機能はついているものの、機能を利用するまでの動線が非常に複雑です。

 

インスタグラムの狙い

さらに考えておきたいのが、インスタグラムがユーザーに期待する行動です。

インスタグラムは広告掲載によって収益を得ています。

収益を最大化させるために必要なのは、『インスタグラムというアプリにどれだけのユーザーが滞在しているか』ということです。

 

つまり、インスタグラムのアルゴリズムは、上述した『近さ』に加えて、ユーザーがより長い時間アプリに滞在することを目的に設計されていると考えられます。

 

ひろ先生
これは完全にインスタグラムというサービスを、ビジネス的な観点で考察したなかで生まれた仮説です。

 

ここまでをまとめると、再度見返す可能性が高い『保存』という行為をより多く獲得しているコンテンツは、投稿を見ている時間が長くなります。

比例してアプリの利用時間も長くなるため、インスタグラムの利益になりやすいということになりますね。

 

保存率が高い投稿ほどリーチ数が伸びやすい

また、ユーザーは『保存という行為はまた見返すほど価値の高い投稿である』という判断を脳内で下したことによって、保存のボタンを押しています。

つまり、投稿の質の高さは保存率で測ることができ、保存率が高い投稿ほどレコメンドされやすく、リーチ数が伸びやすいことがわかります。

 

保存率に重きを置いた理由

インスタグラムが『保存率を中心としたアルゴリズム』に変更した背景には、インスタグラムの利用方法が変わったことが挙げられます。

 

現在のインスタグラムは、保存を活用しコレクションを作っていく使い方が広まっています。

かつてのようなインスタ映え(いいね!による共感)を重視した利用方法に陰りが見えているのです。

 

ひろ先生
そういった利用方法の背景から、アルゴリズムが変更されたのではないかと考えています。

 

ホーム率(アカウントの評価)

 

ホーム率はフォロワーのうち、どれだけのユーザーがフィード(タイムライン)から投稿を見たのかを表す割合です。

計算式は『ホーム率=ホームからのインプレッション/フォロワー』です。

 

ホーム率が重要な理由は、インスタグラムによって拡散されるアルゴリズムの起点が『フォロワーからのエンゲージメント率』にあるからです。

保存率のトピックで、インスタグラムにレコメンドされるアルゴリズムは理解されたと思いますが、そのレコメンドが発生するには、『ある程度の人数に保存される』という状態が必要。

 

投稿の評価

インスタグラムの投稿は、レコメンドが始まる前段階でフォロワーのみに対して投稿されます。

そのフォロワーのなかで、『どれだけのユーザーから投稿に対してエンゲージメントがついたのか』によって、投稿へのインスタグラムからの評価が変わります。

 

ひろ先生
なるべく多くのフォロワーからエンゲージメントを獲得する必要があるのですが、そもそも投稿を見てもらわなければエンゲージメントをするに至りません。

 

ここで抑えておきたいのが、インスタグラムのフィードやストーリーズの表示の順番に関するアルゴリズムです。

 

インスタグラムのフィードやストーリーズは、TwitterFacebookのように時系列順には表示されず、そのアカウントとの親密度によって表示順が変化します。

つまり、親密度が低いとフォロワーに投稿を見てもらえない状態に陥ってしまうのです。

 

ひろ先生
よって、ホーム率はフォロワーのうちどれだけのユーザーが投稿を見ているのかの指標であり、言い換えるとフォロワーの親密度を測る指標でもあるんですよね。

 

ホーム率を高めるためには?

ホーム率を高めるためには『コミュニケーション量』『コミュニケーションの質』が重要です。

フィード投稿/ストーリーズ/リール/インスタライブをうまく使って、フォロワーのエンゲージメントを高めましょう。

 

ここで紹介した保存率とホーム率が、アルゴリズムを解説した章でいう『ユーザー同士の近さ(ホーム率)』と『ユーザーとコンテンツの近さ(保存率)』を測る指標なのです。

 

ひろ先生
これら2つの観点を中心にアルゴリズムが投稿を判定し、リーチ数の伸びを決定しています。

 

数値の水準

 

最後に、両数値の水準をお伝えします。

この数値は、私がアカウント運用を行うなかで導き出した基準値です。

 

ひろ先生
ぜひ今後のインスタ運用の参考にしてください。

 

保存率

保存率の基準値は12%』を設定しています。

保存率が2%を超えると投稿が伸びやすく、3%以上だと高確率で『バズる』というのが目安です。

 

ひろ先生
私はこの数値を基準として、投稿のPDCAを回しています。

 

ホーム率

ホーム率の基準値は、フォロワー数によって変化があります。

 

基本的には以下を目安にしています。

  • 2,000フォロワーまで:30
  • 2,000~5,000フォロワー:40~50%
  • 5,000~10,000フォロワー:50%

 

ひろ先生
逆に上記の数値を下回っている場合は、インスタグラム側に『アカウントの質』が低いと評価されている可能性が高いです。

 

まとめ:アルゴリズムをハックしてアカウントを伸ばそう!

 

今回は、インスタグラムの最新のアルゴリズムについて解説しました。

多数のアカウント分析をするなかで見えてきた、今回ご紹介したアルゴリズムの仮説は、かなり信憑性の高いものだといえます。

 

ひろ先生
インスタグラムのアルゴリズムをハックすることができれば、あなたのアカウントも劇的に伸びやすくなりますよ。

 

アルゴリズムの理解は、今後のインスタ運用において大切な要素になってくるので、しっかり頭に入れて日々のインスタ運用に取り組んでくださいね。

 

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