本記事は、通常の記事とは趣旨が異なります。
最近、お問い合わせが多くなっている「事業家集団・環境」について、元事業家集団・環境に所属していたK様から記事をいただきました。
K様は、2020年の6月1日から2020年12月31日までの期間、事業家集団で活動していたとのこと。
多くのお問い合わせがありましたが、当サイト管理人は「事業家集団・環境」を知らないため、K様より6記事ほどにわけて掲載いただいております。
-----K様から-----
本記事は、以下のような疑問やお悩みを解決する記事です。
- 事業家集団ってマルチ商法なの?
- 環境の内部事情を知りたい
- 環境に勧誘されるまでの流れが知りたい
(以下、事業家集団=環境)
本記事を読み進めていくことで、事業家集団の真相が明らかになります。
なぜなら本記事を執筆している私は、もと環境民だからですね。
環境歴
2020年2月に環境民と出会い、2020年6月に環境に入会。その後、汗水流しながら活動していたところ環境がマルチ商法と気がつき、2020年12月に脱退。
そんな私の経験をもとに、本記事を解説していきますね。
本記事の内容
- 事業家集団|環境はマルチ商法
- 環境がマルチ商法と気がつくまでの流れ
- 事業家集団を脱退して全てがつながる
- 環境のマルチ商法に引っかからない方法
- 環境のマルチ商法に勧誘されそうになった場合の対処法
そもそも「事業家集団って何なの?」、「環境って何なの?」という方は、以下の記事を先にご覧下さい。
事業家集団|環境の全てが明らかになりますよ。
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本記事を読み終わる頃には、あなたも事業家集団の悪質なマルチ商法に騙されなくなります。
必ず最後まで読んでいただき、今後被害に遭わないように注意してください。
てはさっそく、本題に入っていきましょう!
もくじ
- 事業家集団|環境はマルチ商法
- 環境はマルチ商法の仕組みを教えてくれない
- 環境がマルチ商法と気がつくまでの流れ
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑳:2人組の環境民に声をかけられる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑲:LINEを聞かれる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑱:週末のパーティーに誘われる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑰:1:1でカフェに誘われる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑯:本を勧められる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑮:1:1でカフェに誘われる(2回目)
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑭:師匠に会う
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑬:夢リストを書く
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑫:師匠に会う(2回目)
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑪:職場を辞める
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑩:引越しをする
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑨:勉強会に参加する
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑧:初めてのセミナーに参加する
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑦:30万円を貯めるようにいわれる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑥:毎週2回のセミナーに参加する
- 環境がマルチ商法と気がつくまで⑤:飲み会やイベントを主催する
- 環境がマルチ商法と気がつくまで④:チームビルディング(勧誘)を行う
- 環境がマルチ商法と気がつくまで③:自己投資の価値を洗脳される
- 環境がマルチ商法と気がつくまで②:毎月15万円の自己投資が始まる
- 環境がマルチ商法と気がつくまで①:マルチ商法と気がつく
- 環境を脱退して全てがつながる
- 環境のマルチ商法に引っかからない方法
- 環境のマルチ商法に勧誘されそうになった場合の対処法
- まとめ:環境のマルチ商法には十分注意しよう!
事業家集団|環境はマルチ商法
先に結論からいうと、事業家集団や環境と呼ばれている集団は、マルチ商法(MLM・ネットワークビジネス)でして、主に大阪や東京に拠点があり日々、勧誘活動を行っています。
マルチ商法とは?
そもそもマルチ商法の仕組みですが、商品やサービスなどを契約して、販売組織に加入した上で、次は自分が友人等を勧誘して新たに加入させると、紹介料やマージン等の利益を得ることができます。
これが連鎖的に拡大していく仕組みがマルチ商法です。
環境はマルチ商法の仕組みを教えてくれない
通常のマルチ商法の場合、販売組織の仕組みや報酬制度を加入者に伝えるのが一般的ですが、環境の場合は仕組みも報酬制度も教えてくれません。
そもそも環境に入会して実際に活動しなければ、環境がマルチ商法だと気がつかない場合がほとんどです。
環境がマルチ商法と気がつくまでの流れ
続いて私自身が、環境がマルチ商法と気がつくまでの流れを解説していきます。
先に結論ですが、環境がマルチ商法と気がつくまでの流れは以下の通りです。
- ⑳:2人組の環境民に声をかけられる
- ⑲:LINEを聞かれる
- ⑱:週末のパーティーに誘われる
- ⑰:1:1でカフェに誘われる
- ⑯:本を勧められる
- ⑮:1:1でカフェに誘われる(2回目)
- ⑭:師匠に会う
- ⑬:夢リストを書く
- ⑫:師匠に会う(2回目)
- ⑪:職場を辞める
- ⑩:引越しをする
- ⑨:勉強会に参加する
- ⑧:初めてのセミナーに参加する
- ⑦:30万円を貯めるようにいわれる
- ⑥:毎週2回のセミナーに参加する
- ⑤:飲み会やイベントを主催する
- ④:チームビルディング(勧誘)を行う
- ③:自己投資の価値を洗脳される
- ②:毎月15万円の自己投資が始まる
- ①:マルチ商法と気がつく
では環境がマルチ商法と気がつくまでの流れを見ていきましょう。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑳:2人組の環境民に声をかけられる
環境民との出会いは大阪駅。
仕事終わりに大阪駅を歩いていると、2人組の男性が声をかけてきました。
「美味しいご飯屋さん知りませんか?」と。
今でも鮮明に覚えています。
細身でスーツを着た男性と、カジュアルな服を着た男性。
私は地方出身で、大阪のことは何も分からなかったのでネットで調べました。
ネットで調べていると、趣味や休日の過ごし方を聞かれまして、ご飯屋さんを探しながらも何気ない質問に答えました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑲:LINEを聞かれる
ネットでおすすめのご飯屋さんを見つけたので紹介すると、「ありがとうございます!ここに行ってみます!」とすんなりご飯屋さんが決まりました。
「そんな簡単に決まるか?」と思いながらも、その場を立ち去ろうとすると、最後に好きな食べ物を聞かれたんですよね。
私はお肉が好きなので、「お肉が好きです」と答えると、「美味しいお肉を提供しているお店を知ってるから今度一緒にいきましょう。良かったらLINEでも!」と強引なお誘いとLINEを聞かれました。
しかし大阪にきて間もない私は、そもそも友達が少なかったので、これを機会にと安易にLINEを交換。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑱:週末のパーティーに誘われる
LINEを交換して後日、「前日はありがとうございました!」とLINEがきました。
数日間ほどLINEのやり取りしていると、「週末に美味しいお肉屋さんでパーティーがある」とパーティーへのお誘いが。
指定された日時がちょうど空いていたので、不安ながらも1人で行くことになりました。
パーティーでは・・・
指定されたパーティー会場に行くと、男女30人ほどが楽しそうに食事をしていました。
私に声をかけてきた環境民も、パーティー会場ではたくさんの人と話している。
「この人、人脈すごいな・・・」と思ったのが印象に残っています。
会場では男性、女性関係なく、たくさんの人が私に話しかけてきましたね。
「コミュニケーション能力高いな!リアクション大きいな!」そんな思いでパーティーを楽しみました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑰:1:1でカフェに誘われる
パーティーが終わって帰宅途中に、私を誘ってきた環境民から一本の電話が。
「今日はありがとう!またお茶でもしよう。来週の〇日〇時は空いてる?」と。
特に予定がなかったので後日、2人で会うことになりました。
指定場所が蔦屋書店
指定された場所が蔦屋書店。
少しイメージして頂きたい。スターバックスと蔦屋書店が合体しているような場所。
そこで1時間ほど話をしたいとのことでした。
「男2人でなぜカフェ?なぜご飯じゃないの?」と思いながらも、スターバックスのキャラメルフラペチーノを購入してテラス席に着席。
すると彼は少し遅れてきて、スターバックスの200円くらいのクッキーとお水を手にテラス席に座りました。
「スターバックスに来たのにクッキーとお水だけ?」そんな思いで彼とお話をすることに。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑯:本を勧められる
周りは女性やカップルばかりで、「ここに男性2人は明らかに浮いてる」そう思いながら彼と日常会話をしました。
最初は平凡な日常ばかりでしたが、途中で違和感を感じました。
なぜなら未来のことばかり聞いてくるからです。
例えば、「将来の夢は?」、「どうなりたいの?」、「成し遂げたいことある?」など。
違和感を感じまくりの質問ばかりでしたが、淡々と答えていると、いきなり「この本おすすめやで」と環境民のカバンから一冊の本が出てきました。
本の題名は「金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュフロー・クワドラント」。
見た感じ400ページぐらいでしょうか。
少し中身を見せてもらいました。
たしかに、お金について面白い内容が書いてあったんですよね。
「この本読んだら人生変わるで?」といわれて強くこの本を勧められました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑮:1:1でカフェに誘われる(2回目)
とはいえ、当時は本にお金を出す価値がないと思っていたので、購入する意思を見せずにいたら、無料でこの本を貸してくれるとのことでした。
「まぁ無料で貸してくれるならいいっか」と思い本を受け取ったんです。
すると「この本どのくらいで読めそう?」と聞かれまして、「1週間くらいかな」と答えると、また1週間後に会う約束をしてきました。
予定が何もなかったため、1週間後にまた環境民と会うことに。
本の感想を聞かれる
1週間後、環境民と会うことになり、会って間もなく本の感想を聞かれました。
私の素直な感想を伝えたところ、環境民から「実は師匠から起業や投資を学んでる」といわれたんですよね。
投資や起業には興味があったので、後日予定をあわせて、師匠の自宅に訪問することになりました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑭:師匠に会う
師匠の自宅はタワーマンション
師匠の自宅に訪問すると、今まで見たことがない景色が広がっていました。
というのも、師匠は40階を超えるタワーマンションに住んでいたんですね。
絶景に感動しつつ、師匠と環境民、私とでお話をしました。
師匠の考え方や次元を超えたレベルで、何もかもが正しく聞こえましたね。
師匠の話を聞くこと30分。
師匠の自宅を出て帰宅しました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑬:夢リストを書く
自宅に帰ると環境民から一通のLINEが。
「今日はありがとう!師匠が夢リストの宿題が出てるよ!」といわれて、環境民から夢リストの書き方を教わりつつ、100個ほど自分の夢をA3用紙に記入しました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑫:師匠に会う(2回目)
夢リストを書き終えて環境民に報告しました。
すると、「師匠が夢リストを見せてほしいと言ってる」といわれ、いつも通り空いている日時を聞かれて再度、師匠の自宅にお伺いすることに。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑪:職場を辞める
師匠の自宅にいくと、まず夢リストを提出しました。
夢リストを一通り見てもらい、師匠から一言。
「今の自分でこの夢叶えられるの?」
当時の私は週6出勤で、手取りは25万円ほど。
夢リストのほとんどが叶えられないのは、自分でもハッキリとわかっていました。
「今の私では叶えられません」というと、師匠から「うちの起業塾で学ぶと全ての夢が達成できるよ」と衝撃の一言をいわれたんですよね。
直感的に「この人について行けば何とかなる!」そんな気持ちで師匠からの宿題を日々こなしていくようになりました。
最初の宿題が転職
そこで最初に師匠から頂いた宿題が「転職」。
起業塾で学ぶなら「時間が必要」といわれ、平日は残業なしで土日は完全休みの会社に転職しました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑩:引越しをする
転職が終わり師匠からまた宿題が。
次は引越しをするようにいわれました。
理由を聞くと、「ご飯を誘った時にすぐに来れるでしょ」と。
引越しにはかなり抵抗がありましたが、師匠の言葉は「絶対」という感じだったので、泣く泣く師匠の自宅に近いマンションに引越しをしました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑨:勉強会に参加する
転職と引越しが終わると、勉強会に行くように指示をされました。
勉強会は自分が思っていたものとは違っていて、1:1でお金について話してもらったり、経済について話してもらったりしましたね。
具体的な勉強会の内容は以下の通りです。
- 経済→今の日本の現状について
- お金→収入、支出の見直し
- 投資→自己投資をたくさんするべき
などなど。
勉強会にはポジティブな人ばかりで、「意識が高いなぁ」と思いつつ、毎週参加をしました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑧:初めてのセミナーに参加する
そしてある日、師匠から「来週からセミナーに参加しよう」といわれました。
服装はスーツしか受け付けないとのことで、スーツを着て当日セミナーに参加することに。
当日会場に着くと、30~50人くらいの人が集まっていました。
たくさんの人が私に話かけてくる。
みんな笑顔で元気が良くて圧倒されました。
リアクションに違和感
セミナーが始まると、セミナーの講師はまさかの師匠。
衝撃を受けながらもセミナーを聴いていると、周りの人のリアクションが、明らかにおかしいことに気がつきました。
「え?今の話そんなに面白い?」、「なんでそんなに「うんうん」ってうなずくの?」など疑問に思うことが多々ありましたね。
とはいえ、セミナーの内容は面白い内容ばかり。
当時はなぜか自分に、ワクワクしていたのを覚えています。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑦:30万円を貯めるようにいわれる
セミナーが終わり、一環境民として活動することになりました。
セミナー後は師匠とのミーティングがありまして、「まずは3ヶ月で30万円を貯金すること」と指示が。
当時は貯金がほとんどなかった私は、本業プラス副業で貯金をするために必死で仕事をしました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑥:毎週2回のセミナーに参加する
環境での活動が始まりました。
まずはセミナーにフル参加するように指示がありました。
セミナーへの参加は絶対という環境の方針のもと、週2回4時間ものセミナーに毎週参加。
セミナーはオンライン視聴がメインで、基本的には環境のメンバーと視聴することがほとんどでした。
オンラインでもリアクション大
やはりオンラインでも皆のリアクションは極端に大きかったですね。
パソコンの画面に向いて「確かになぁ」や「うんうん」など異常なリアクションです。
そんなセミナーを毎週のように視聴していました。
環境がマルチ商法と気がつくまで⑤:飲み会やイベントを主催する
環境に入会して1ヶ月が経つと、飲み会やイベントを行うように指示がありました。
「起業するのに飲み会やイベントが必要あるの?」と思いいつ、リーダーから理由を聞くと以下のような回答が。
「飲み会やイベントは企画力が身につき、主催をすることでリーダーシップも磨ける。そして資金調達も可能なんだ」と。
そして飲み会やイベントの魅力を教えてもらい、実際に週末を利用して飲み会やイベントを主催することになりました。
環境がマルチ商法と気がつくまで④:チームビルディング(勧誘)を行う
飲み会やイベントと同時にチームビルディング(勧誘)を行うように指示がありました。
チームビルディングとは、簡単にいうと勧誘行為です。
しかしこの環境では、「チームビルディング=自分の仲間を自分のチームを増やす」という認識でした。
当時は自分が勧誘している認識は全くなく、毎日必死で勧誘を行いました。
価値を洗脳
その際に、チームビルディングの価値についても学びました。
チームビルディングを行うことで、得られる未来を徹底的に教えてもらいましたね。
(報酬制度やマルチ商法については全く触れず)
環境がマルチ商法と気がつくまで③:自己投資の価値を洗脳される
セミナーを毎週受けながら、チームビルディングを行うと同時に、自己投資の価値についても学びました。
自己投資の価値については洗脳レベルで教わりましたね。
例えば、環境の自己投資の価値は、以下のような認識でした。
- 自己投資=健康と美容
- 自己投資は師匠のお店で使う
- 毎月15万円の自己投資は当たり前
- 自己投資で自分に負荷をかける
- 自己投資にはメリットしかない
などなど。
環境がマルチ商法と気がつくまで②:毎月15万円の自己投資が始まる
環境に入会して3ヶ月が経ち、とうとう15万円の自己投資が始まりました。
まずはじめに、師匠のお店に招待されましたね。
そこで15万円分の健康食品や美容商品などをセットで購入。
15万円の商品購入は、現金一括で支払うのが鉄則でした。
環境がマルチ商法と気がつくまで①:マルチ商法と気がつく
15万円の自己投資(購入)を毎月していると、ある日、違和感を感じました。
「なぜこんなものに15万円も使っているんだ」
「これが本当に自己投資といえるのか?」と。
そこで環境の全てを調べた結果、「マルチ商法」だと気がつき、環境を辞めることになりました。
環境を脱退して全てがつながる
上記では、環境がマルチ商法だと気がつくまでの20ステップを解説しました。
結論、環境がマルチ商法だと気がつき、全てがつながったんですよね。
上記で解説した「環境がマルチ商法と気がつくまでのステップ」の意図をつなげていきますので、ひとつずつ見ていきましょう。
2人組の環境民に声をかけられる
彼らの本当の目的は、美味しいご飯屋さんに行くことではなく、私の連絡先を知りたかっただけでした。
連絡先を聞き出す手段として、「美味しいご飯屋さん」を聞いてきたのが分かります。
LINEを聞かれる
まずは連絡先を交換しないことには何も始まらないので、LINEを聞いてきました。
連絡先さえ知っていれば、ほんのわずかな可能性でも勧誘できる場合があるからですね。
週末のパーティーに誘われる
私のニーズにあわせて、お肉を提供しているパーティー会場に誘導。
パーティー会場には、環境民が半分以上存在していて、事前に私の情報を共有していました。
1:1でカフェに誘われる
パーティー会場で不信感を和らげた後に、1:1でカフェに。
環境民がカフェに誘ってくる理由は、お金を極限まで節約しているからです。
全ては自己投資(商品購入)をするため。
本を勧められる
金持ち父さん貧乏父さんのキャッシュ・フロークワドラントを勧めてきたのは、あの本を完読して何も思わない人はいないからですね。
一般人ならほとんどの確率で、何らかのニーズが出てきます。
1:1でカフェに誘われる(2回目)
紹介した本の感想を聞くためですね。
ニーズを引き出して、師匠につなげるために会います。
師匠に会う
師匠につなげることで、彼がいえないことを師匠から言ってもらいます。
理由は「誰からいわれるか」が重要だからですね。
例えば、結果を出していない人に言われるのと、結果を出している人に言われるのでは、同じことを言われても受け取り方が全然違いますよね。
結果を出している人に言われる言葉は突き刺さります。
夢リストを書く
夢リストを書く理由は、自分のなかに眠っている潜在意識を見つけるためです。
夢リストを書くと、「実はこんな夢を叶えたかたった」、「実はこんなものを成し遂げたかった」などたくさんの夢が出てきます。
そんな書き出した夢をフックに環境に勧誘するのもひとつの手段ですね。
師匠に会う(2回目)
師匠に何度も会うことで、進捗がどんどん進みます。
それにモチベーションという視点で見ても、師匠に会って悪いことはありません。
職場を辞める
平日残業なしで、土日休みの職場に転職する理由は、セミナーにフル参加をするためです。
そしてチームビルディング(勧誘)を行う時間を作るためでもあります。
引越しをする
師匠の自宅に近い理由もありますが、1番の理由はリーダーや師匠が管理しやすいからですね。
例えば、体調を崩した場合でも自宅が近ければ、すぐに伺うことができます。
勉強会に参加する
環境が「どんなことを学ぶのか」を教えてもらう場ですね。
「環境で学ぶための勉強」みたいな感じです。
この勉強会から少しずつ環境の基準を洗脳させていきます。
初めてのセミナーに参加する
勉強会で環境の基準が身についたところでセミナーに参加ですね。
リアクションが大きかった理由は、場の空気を作るためです。
30万円を貯めるようにいわれる
30万円を貯める理由は、自己投資のためですね。
例えば、30万円貯めると2ヶ月間は難なく自己投資ができますよね。
自己投資を最低でも2回は行う前提で、30万円の貯金を指示されます。
毎週2回のセミナーに参加する
週2回のセミナーを行う理由は、環境の方針を洗脳させるため。
思考を洗脳して、「環境の考え方が全て正しい」と思い込ますのが意図ですね。
飲み会やイベントを主催する
飲み会やイベントを行う本当の理由は、自己投資のためですね。
例えば、10人規模の飲み会を主催して、1人2,500円のコース料理を提供するとします。
実際は2,500円のコース料理にも関わらず、上乗せして4,500円で提供すれば1人に対して2,000円の差額分をゲットできますよね。
そういった意図もあり、飲み会やイベントを勧められます。
チームビルディング(勧誘)を行う
チームビルディング(勧誘)を行う理由は、報酬に関係するからですね。
マルチ商法なので、紹介をすればするほど報酬が上がっていきます。
チームビルディングという認識で活動していましたが、実際は立派な勧誘行為です。
自己投資の価値を洗脳される
チームビルディングと同時に、自己投資の価値についても教育されます。
自己投資は完全に洗脳ですね。
15万円の自己投資に不信感を与えないように、3ヶ月間しっかりと教育されます。
毎月15万円の自己投資が始まる
自己投資の教育が終わると、実際に15万円の自己投資が始まります。
自己投資について散々教育されてきたので、当たり前かのように毎月15万円の商品を購入しますよね。
しかも15万円の自己投資は、継続すればするほど環境を辞められなくなります。
理由は、人間の心理的なもので、お金や時間を投資し続けることで、もし環境を辞めたくてもそれまでの投資を惜しんでやめられない心理ですね。
例えば、15万円の自己投資を10年間継続している人であれば、1,800万円を師匠のお店の美容や健康食品に使ったことになります。
マルチ商法と気がつく
そして最後にマルチ商法と気がつきました。
本当に最初から最後まで洗脳されすぎて、最後までマルチ商法だと気がつきませんでしたね。
思い込みの怖さを改めて感じました。
環境のマルチ商法に引っかからない方法
続いて環境のマルチ商法に引っかからない方法や注意点を解説していきます。
結論ですが、見知らぬ人に声をかけられたらまずは疑うようにしましょう。
ご飯屋さんを聞かれたり道を聞かれたら、環境民の可能性が高いのでくれぐれも注意が必要です。
また金持ち父さん貧乏父さんを含めて、お金に関する本や、生き方、人生に関する本を勧められたら環境民の可能性が高いですね。
そして以下の言葉には、十分に気をつけるようにしましょう。
- 夢
- 師匠
- 将来
- 起業
- どうなりたいか
会話のなかで上記の言葉が出てきたら要注意ですね。
環境のマルチ商法に勧誘されそうになった場合の対処法
最後に、環境のマルチ商法に勧誘されそうになった場合の対処法について解説していきます。
結論、上記の注意点に気をつけて頂きたいのと、もし怪しいなと感じたら連絡を途絶しましょう。
環境に入るまで、マルチ商法と気がつかない場合がありますので、違和感を感じたらくれぐれも注意して行動しましょう。
まとめ:環境のマルチ商法には十分注意しよう!
今回は、環境のマルチ商法について、私の経験をもとに解説しました。
環境のマルチ商法には十分注意が必要ですね。
最近では東京や大阪を中心に、勧誘行為が多発しているみたいです。
もし声をかけられた際は、まず相手が何者なのか聞いて、もし環境民であればしっかりと断るようにしましょう。
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以上、今回は、通常と趣旨が異なりますが、元事業家集団・環境に所属していたK様から記事をいただきました。
参考になりますと幸いです。