本記事はリーダーに必要不可欠な3つの条件について解説していきます。
✔︎読者の悩み
・部下が自分についてこないのはなぜなのか?
・生徒、または後輩の面倒をしっかりとしたい。
・リーダーシップを磨きたい。
・リーダーに必要なものはなにか?
・チームを作りたい
こういった読書の疑問や悩みに応えます。
✔︎本記事の内容
1.リーダーとしての「謙虚力」
2.リーダーはやり方ではなく「あり方」
3.最強のチームを作る方法
まず初めにリーダーとは、、、
ある目的に対して、目標を設定し、その実現のために、チームの力を引き出しながら、課題を克服し、目標の達成に導く人です。
これまでの個人完結していた仕事からチームで仕事をすることへ転換すると、
一人で出せる成果の何倍もの成果を、チームで上げられることになります。
ちなみにリーダーシップとは、
指導者の地位・任務。「―をとる」。指導者としての素養・力量・統率力。このような意味があります。
リーダーになるのは簡単ですがリーダーシップをとるのはそう簡単なものではありません。
1.リーダーとしての「謙虚力」
辞書で謙虚と言う言葉を引くと
控えめでつつましいこと。へりくだってすなおに相手の意見などを受け入れること。
と書いてますが、
スポーツの試合やビジネスの世界では控えめでへりくだっていてばかりでは勝負に負けます。
そこで謙虚は謙虚でも謙虚力を磨く必要があります。
謙虚力とは、単にへり下り相手に譲るのではなく、相手を尊重し立てながら謙虚にしなやかに自己主張をする力のことです。
謙虚力があれば自分の意向とともにチームのメンバーの主体性も両立させ、組織のパフォーマンスを最大化させることが出来ます。
トップの人はみんなこの謙虚力を持っています。
謙虚力を磨けば人望を集めながら自分の理想とする組織をつくり、一流のリーダーになることができます。
古来から謙虚な者が勝利し成功するというのはよく言われていました。
昔から多くの戦がありましたが、リーダーが傲慢か謙虚かで下の武士のやる気やモチベーションなどが変わり、
それが戦の結果にも繋がっていたそうです。
「経営の神様」と呼ばれているパナソニックの創業者でもある松下幸之助さんや、
京セラ、KDDIの創業者の稲盛和夫さんも謙虚さを常に意識しているそうです。
リーダーとして、真摯に人の意見を聞く、ことこそが第一条件です。背中で引っ張るだけがリーダーの仕事ではありません。
メンバーの意見をしっかり聞いて素直に受け入れて、覚悟と責任を持って最終判断をするのが真のリーダーです。
常に人の意見を聞いて良い意見を取り入れ自分の判断を修正していくことが大事です。
自分の周りに、常に感謝して周りありきの自分ということを改めて理解し
みんなの意見を公平に聞いて、最終的には自分の軸で判断すればいいのです。
こちらの謙虚さに対して謙虚に応えてくれない相手とは、むやみに争わないで時間を空けたり場所を変えたりして、
再度向き合う戦法もあります。
リーダーとしての魅力が大事です!
その魅力を作るのも「謙虚さ」であります。
2.リーダーはやり方ではなく「あり方」
結論からいうとリーダーに必要なものは
やり方ではなく、あり方です。
リーダーは、
広い視野を持ち、気配りの達人であること。メンバーの現状を把握し、必要な時に必要な声掛けができること。
時にはお節介ができること。鼓舞し、目標を示すけれども決してその後でハシゴを外さないこと。
これらに限ります。 上から押し付けたりするのではなく、自ら気づく、学ぶ、考えるように仕向けるのが真のリーダーです。
コントロールするのではなく、エンロールするのです。
そうやって1人ひとりの意識を高め、力量を上げ、その集合体としてチーム力を高めてチームを強くします。
威圧したり声を荒げるような行為は絶対にしてはなりません。
仮にそうしないとメンバーがついてこないとすれば本人に魅力が無く慕われてない、力量も認められてないということです。
悪い面があれば悪いと認めて変わる努力をしましょう。
人を変えるのではなく、自分を変える意識で
自ら行動して背中で示しましょう。
3.最強のチームを作る方法
最後に最強のチームを作る方法を解説しますが
今までの記事を読んでリーダーとして大事な本質に、お気づきになられた方は鋭い感の持ち主です。
最強のチームを作るあたり1番大事なことは
「自分を変える」ことなんです。
もし今の自分に満足していないのであれば
これまでの常識を捨てて新たな視野を持つ必要があるかもしれません。
その中でも謙虚力はとくに大事で、しっかりとした覚悟と決意が必要になり
尚且つ戦えるだけの強さも必要です。
自分に自信を持つ自己肯定感が周りを動かします。
今リーダーの方もそうでない方も
100人のリーダーとして生きる。
組織のトップとして生きる。
これらを常に意識して
組織、チーム、メンバーに気配りをしながら、必要なケアやフォローをしましょう。
うまく回ってないところを手助けしてメンバーの感情やメンバー間の人間関係にまで気を配り、
変化がおとずれた際にでも常識を覆すような決定力ある行動をしましょう。
リーダーにはパフォーマンスとメンテナンスの2つの役割が必要です。
P=業績を求める M=メンバーのケアをする
リーダーに求められる最重要スキルは傾聴力。
常に聴く耳を持ち気配りをして察したうえで声かけもしましょう。
質問責めをするのではなく相手にいかに本音を語ってもらうことができるかが大切なポイントです。
精神科医やカウセンラーはこれか得意です。
相手がどんなおかしなことをいっても否定はせずその先を促し基本的には相手の言うことには肯定しかしない。そうすることで相手は自然と自分の言ってることがおかしいと矛盾していることに気がつきます。
そこを強制的に否定してしまうと説得されただけで納得はしてない状況になります。
忍耐もニーズを聞き出す力も必要です。
偏見を持たずに聴くことと、聴く前からフィルターをかけないことを心がけ、
自分の我を一時棚上げして相手の意見を素直に聴き、最終の判断、決断をしましょう。