この記事では「SNSで起業や副業したい人に必要な5つのスキル」をご紹介します。
特に以下のような方は、ぜひ最後までご覧ください。
- SNS運用を何倍にも加速させたい
- SNSを伸ばすために必要なスキルが知りたい
- SNSで起業したい、副業したい
結論、SNS運用を加速するためには、それなりのスキルが必要です。
例えば、以下でご紹介するマーケティングスキルやライティングスキルなど。
とはいえ、別にスキルがなくてもSNSを伸ばせる人は伸ばせます。
しかし、スキルを身につければ何倍、何十倍ものスピードでSNSを伸ばすことができるんですよね。
実際に私自身もマーケティングスキル、ライティングスキル、コピースキルなど、あらゆるスキルを身につけた結果、月の売上が5倍以上になりました。
スキルを身につけたら得られること
最初は誰しもスキルがあるわけではありません。
私も最初はスキルが全然なくて、SNSではほとんど稼げませんでした。
そんな私もスキルを身につけたことで、以下のような成果を残すことができたのです。
- SNSからの収入が5倍になった
- SNS総フォロワー10万人を超えた
- 多くの企業から案件の依頼がくるようになった
- 起業して会社を設立できた
その他にも、これから解説する5つのスキルを身につけることで、自分の思うがままに人を動かすことができたり、戦略的にSNSを伸ばすことができたりします。

もくじ
SNSで起業や副業したい人に必要な5つのスキル
ここからは、SNS運用で起業や副業したい人に必要な5つのスキルをそれぞれ解説していきます。

SNSで起業、副業するのに必要なスキル①:マーケティングスキル
SNS運用を加速させるために必要なスキルのひとつ目は、「マーケティングスキル」です。
マーケティングスキルと言われても抽象的で理解が難しいと思いますので、軽くマーケティングの基礎の部分を触れていきましょう。
そもそもマーケティングに決まった定義は存在しません。
「じゃあマーケティングの意味は?」と疑問に思う方もいるはず。
マーケティングの定義は人によって異なるのですが、簡単にいうと「売上を上げる仕組みを作ること」や「利益を確保するための活動」といった感じです。
例えば、1から事業を作るとなれば市場調査や競合分析を行いますよね。
これも立派なマーケティング活動のひとつです。
また、見込み客へ認知のために広告を出したり、売上を最大化させるためにPDCAを回したりなどもマーケティングのひとつになります。
そんなマーケティングスキルが、SNS運用で活かせる場面が多くあるんですよね。
例えば、先程も少し触れましたが、市場調査や競合分析。
これらの活動は、SNS運用を始める際のアカウント設計や参入するジャンル選びに大きく影響してきます。
マーケティングスキルを身につけておけば、市場調査や競合分析を行う際に「この市場には多くのお客様が存在している」「このジャンルは競合が多いから厳しいかも」といったように見極める力を発揮できます。
その結果、需要のない市場や強豪の多いジャンルを避けることができ、自分が勝てる市場を見極めて戦うことができるのです。
上記はあくまで事例のひとつにすぎません。
その他にも、マーケティングスキルを身につければ多くのメリットがあります。
マーケティングスキルの身につけ方
では実際に、マーケティングスキルを身につける方法について見ていきましょう。

例えば、以下のような感じです。
- マーケティング関連の本を読む
- マーケティング講座に申し込む
- マーケティングスクールで学ぶ
とはいえ、どの方法もお金がかかってしまいます。
「無料でマーケティングスキルを身につけることはできないの?」と思う方もいるでしょう。
もちろん、有料コンサルティングやセミナーなどに参加したほうが、圧倒的に上達するでしょう。
ですが、その前に、まずは無料でマーケティングスキルを学ぶという選択肢もあります。
一番おすすめの方法は、私も学んだこちらの無料セミナー(オンライン又は東京)に参加すること。
このセミナーは無料とは思えないほど、マーケティングとは何か、どうすれば売れる仕組みを作れるのかが明確にわかります。
なんと、あの湘南美容クリニックの相川代表も参加して学んだ、最高峰のマーケティングセミナーです。
この無料マーケティングセミナーには、バックエンドの講座があって、私はそちらにも参加しました。
明らかに他とは違う講座で、湘南美容クリニックを美容外科業界でナンバーワンを揺るぎなくしたのもうなずけるので、ぜひ参加することをオススメします。
しかも、以前は東京会場に行かなければ参加できなかったですが、現在はオンライン参加もできます。
※できたら東京会場に参加したほうが、周りの人とも知り合いになれるのでオススメです。
さらに、次のようなマーケティングを学ぶ方法もあります。
- 実際にSNSで手を動かしてみる
- 伸びている会社やビジネスの理由を分析する

実際にSNSで手を動かしてみる
実際にSNSで手を動かしてみることは、無料でマーケティングスキルが身につく方法です。
なぜなら自らが手を動かし、実際にSNS運用を行うことで、
- 「なぜ今の投稿にいいねが多くついたのか?」
- 「なぜフォロワーが増えたのか?」
というように、自然と分析する力が身につくからですね。
例えば上記の例でいうと、以下のような感じです。
「なぜ今の投稿にいいねが多くついたのか?」→「ターゲットに寄り添うような共感と突き刺さるメッセージが入っていた」
「なぜフォロワーが増えたのか?」→「プロフィールを変更し、投稿の頻度を上げた」

伸びている会社やビジネスの理由を分析する
続いて、伸びている会社やビジネスの理由を分析するということですが、この方法も無料でマーケティングを学べます。
マクドナルドを例に見ていきましょう。
マクドナルドは赤字経営の状態から”ある施策”で一気にV字回復しました。
このV字回復の理由、何だと思いますか?
答えは、流通の拡大と戦略的なSNS運用です。
コロナ禍で多くの飲食店がシャッターを締めていく中、マクドナルドは流通に力を入れて売上を大きく伸ばしました。
例えば、以下が一例です。
- キムタク(木村拓哉)や堺雅人などの大物芸能人を起用したCM。
- アプリでのクーポン配信やモバイルオーダーの取り入れ。
- Uber Eatsや出前館などの宅配サービスの導入。

消費者に独自の世界観を提供しマクドナルドをオンラインでも楽しんでもらうために、以下のようなメニューやキャンペーンをSNSで投稿したのです。
- 名前募集バーガー
- マクドナルド総選挙
このようにマクドナルドは、消費者を巻き込んで一緒に盛り上がるような商品マーケティングに成功して、売上UPに成功しました。
今回はマクドナルドを例にあげましたが、その他にも、
- Instagramで人気のカフェに行き体感する
- 街の広告やテレビCM、SNS広告を分析する
- 売れているオンラインビジネスの募集方法を学ぶ
など、マーケティングスキルを身につけるにあたって、無料でできることは山ほどあります。

SNSで起業、副業するのに必要なスキル②:言語化スキル
ふたつ目のSNS運用で起業、副業するのに必要なスキルは「言語化スキル」です。
言語化スキルとは、”アウトプットできる力”ともいえます。
例えば、「頭では理解できているけどうまく話せない」「伝えたいことは決まっているけどうまく書けない」などは、言語化スキルが身についていない証拠です。
SNS運用を加速させるためには、言語化スキルが必要不可欠になってきます。
なぜなら、情報や知識をインプットしたところで、実際にアウトプットできなければ意味がないからです。
インプットだけで終わらせてしまうと、知識ノウハウコレクターとして気づいたら人生が終わってしまいます。
なので、知識や情報を仕入れたら、必ずアウトプットをしていきたいところです。
何ならアウトプットを前提にインプットをすると良いでしょう。
この言語化スキルを身につける方法として、以下の4つの力を身につける必要があります。
- 観察力を磨く
- 語彙力を磨く
- 思考力を磨く
- 要約力を磨く

言語化スキルを身につける方法①:観察力を磨く
言語化スキルを身につけるには、物事を観察する力が必要です。
観察力=気づく力ともいえます。
変化や違和感に気づいたり、物事の共通項から本質を見抜くことが、観察力を磨くスタートとなります。
観察力は日ごろから様々なことにアンテナを張り、情報収集することで自然と鍛えられていきますよ。
例えば以下のように、先ほどマーケティングスキルで触れた”マクドナルド”にアンテナを張ってみてください。
- 「なぜこの場所にあるのか?」
- 「なぜこの時間にこれだけの人が並んでいるのか?」

言語化スキルを身につける方法②:語彙力を磨く
言語化は頭の中で想像していることを実際に言葉に変えていく作業です。
しかし、そもそも自らが知っている言葉の数が少ないと、適切な言葉に変換することができません。
日本語はすごく表現豊かな言語で、似たような意味でも微妙にニュアンスの異なる単語がたくさんあります。
同じ表現でも、多くのバリエーションを持っていたほうが、場面によって的確な言葉を選択できるんですよね。

言葉ひとつで相手の受け取る印象が変わる
言葉の選択によって、相手が受け取る印象が変わります。
例えば「自分が気づいてないうちにお客様に失礼な発言をしている」といったこともあります。
語彙力が低いと、こういったビジネスマナーの点でもマイナスに働くのです。
語彙力を上げる方法
語彙力を上げるおすすめの方法は、読書です。
読書をすると、新たな言葉や表現がでてきます。
意味のわからない言葉や表現は、都度調べると語彙力がUPしますよ。
また、自分が普段あまり触れないジャンルの本も、ぜひ手に取って読んでみてください。
新たに仕入れることのできる言葉が多いので、さらに語彙力がUPします。
言語化スキルを身につける方法③:思考力を磨く
言語化は頭の中で考えていることを相手が理解しやすいように整理して、それらをまとめて分かりやすい言葉で伝えるという一連のプロセスです。
当たり前ですが、そもそもの頭の中が整理されていなく散らかっていては、その後のプロセスも上手くいきません。
言語化には、自身の思考を整理する力が求められます。
ここで有効活用できるのが「ロジカルシンキング」、つまり論理的思考です。
論理的思考は「複雑なものをシンプルにする思考法」。

言語化スキルを身につける方法④:要約力を磨く
物事を相手に分かりやすく伝えるには、端的に簡潔にまとめる力が求められます。
つまり「要約力」が重要になってくるのです。
言語化は得意でも「無駄なことまで話してしまう・・・」という人は、簡潔にまとめる練習をしましょう。
おすすめのトレーニング方法は、SNSの活用です。その中でも特におすすめなのがTwitterです。
140字という文字制限がある中で、読み手に伝わる考えや主張をしていく必要があります。
言葉を削ったり、表現を変えたりといった工夫が求められるんですよね。
そうしたことを意識しながら、Twitterに投稿していくことを習慣化すれば、自然と要約力も身についていきます。
以上が、言語化スキルを身につける方法です。
言語化スキルは、SNSで起業、副業するのに必要なスキルになります。
特にTwitterを活用した言語化トレーニングは、非常に効率良く言語化スキルが身につきますよ。

SNSで起業、副業するのに必要なスキル③:心理スキル
続いてSNS運用を加速させるために必要なスキルは、「心理スキル」です。
SNSを加速させるためには、この心理スキルを習得し、うまく活用していく必要があります。
例えば、ご存知かもしれませんが返報性の法則という心理効果。
返報性の法則は好意や嬉しいことを受け取った際に、こちらからも好意や嬉しいことを返したくなる心理のことをいいます。
SNSにおける返報性の法則の具体例としては、いいねやコメント、フォローなどです。
あなたも次のような経験をしたことはありませんか?
「知らない人にいきなりフォローされた。理由はないけど何となくフォローを返した。」
上記の例はSNSではよくある話ですが、実はしっかりと返報性の法則が働いているんですよね。
このように、心理効果をうまく活用すれば、簡単に人を動かすことが可能です。
SNSで活用できる心理効果はたくさんありますが、そのなかでも今回は3つの心理効果をご紹介します。

SNS運用が加速する心理効果①:ハロー効果
ハロー効果とは、何か大きな特徴があると全体の印象がそれに引きずられてしまうという心理効果です。
ハロー効果には、ポジティブ・ハロー効果とネガティブ・ハロー効果の2種類があります。
ポジティブ・ハロー効果は、”高学歴だと頭が良くて信頼できそう”といった感じ。
ネガティブ・ハロー効果は、”中卒だから仕事ができなさそう”といった感じです。

例えば、SNSのプロフィールに「専門家」や「実績」の記載があれば、「その道に詳しいのかな?」「この人なら信用できそう!」と思ってしまいますよね。
これが権威性や信頼性につながりSNS運用では良い効果が発揮できるのです。
SNS運用が加速する心理効果②:カリギュラ効果
カリギュラ効果とは、”禁止されていること”ほどやりたくなってしまう心理効果です。
人間は、”やってはいけない”と思うと、さらに気になってしまい、行動に移してしまいます。
例えば「ここだけの秘密だから絶対に誰にも言わないでね」と言われた秘密は、つい誰かに話したくなってしまうものです。
また、「ここから先は立ち入り禁止」と書いてある看板を見ると、つい気になるのが人間の本能です。
SNSでも多用されている
このカリギュラ効果、SNSでは多く使われています。
例えば、Twitterでの無料プレゼントの配布で「結果を手に入れたい人以外は絶対に見ないでください!」的な投稿をよく見かけますが、これもカリギュラ効果をうまく活用している例ですよね。

SNS運用が加速する心理効果③:ウィンザー効果
ウィンザー効果とは、当人からではなく第三者からの意見だと信憑性が増して、情報を受け入れやすくなるという心理効果です。
実際に商品を作成した人や会社が「良い商品だ」と主張するのは当たり前で、だからといって購入しようともなかなか思えませんよね。
しかし、口コミやレビューで高評価だと途端に意見が信用できて、すぐにでも買いに行く人もいるくらいです。
例えば、テレビやYouTubeでダイエット効果があると紹介されたり、SNSでバズると次の日には品切れや品薄になる現象は、ウィンザー効果の威力を物語っています。

SNSで起業、副業するのに必要なスキル④:ライティングスキル
SNS運用で起業、副業するのに必要な4つ目のスキルは、「ライティングスキル」です。
結論、ライティングスキルは重要かつ、最も多く使うスキルになります。
SNS運用では多くの場合、文章も含めてユーザーに情報発信をしますよね。
Twitterはもちろん、InstagramやTikTokでも”文字入り”のコンテンツは、ユーザーに行動喚起ができるので強いです。
そこで重要になってくるのが「ライティングスキル」。
例えば、PASONAの法則という文章の型を知っていますか?
PASONAの法則は、下記の頭文字で構成されていて、ユーザーの購買を促すためのメッセージの法則性を表したものです。
Problem(問題)
Agitation(共感)
Solution(解決策)
Narrow down(絞込)
Action(行動)
ユーザーにセールスを行う際や、行動喚起を行う際など、PASONAの法則に文章を当てはめるだけで、しっかりとしたセールスライティング(文章)が出来上がります。
PREP法も使っていこう!
PASONAの法則とあわせて”PREP法”を知っておくとSNS運用に役立ちますよ。
PREP法とは、下記の単語を組み合わせた文章の型です。
- Point :要点(結論・主張)
- Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
- Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
- Point :要点(結論・主張)

【要点】SNS運用は本格的に始めるべきです。
【理由】なぜなら可能性は無限大でしかも将来の資産になるから。
【具体例】例えば、SNSで1万人のフォロワーがいたとします。あなたが1万円の商品を販売し、1万人のうち1%の100人が購入。結果、売上は100万円です。
【要点】たった1%に売るだけで100万円の売上。SNS運用を始めない理由はありませんよね。
どうでしょうか。型に当てはめるだけで、それなりの形になりましたよね。

まずはTwitterやInstagramで、今回ご紹介した「PASONAの法則」と「PREP法」を試してみましょう。
いつもと違った文章が書けるはずです。
SNSで起業、副業するのに必要なスキル⑤:コピースキル
最後に、SNS運用を加速させるために必要なスキルは「コピースキル」です。
コピースキルもSNS運用では非常に重要です。
なぜなら、魅力的なコピーは人を動せるので、フォロワーの増加や売上のUPに直接つながるからですね。

例えば、Googleで検索したら色々と検索結果に出てきますよね。
検索結果で出てきたタイトルを見て、記事内容を見るか見ないかを判断するはずです。
その際にタイトルを見て「この内容気になるな」と思わなければ、わざわざクリックして内容を見ないですよね。
そのくらいタイトルが重要で、そのタイトルを設計するコピーが重要なのです。
コピースキルを身につける方法
コピースキルを身につけるには、YouTubeのサムネイルや本の表紙が参考になります。
例えば、以下のような感じにです。
- 「なぜこのタイトルなのか?」
- 「なぜこのサムネイルのYouTubeを見ようと思ったのか?」
- 「なぜこの本を読みたくなったのか」

また、インスタグラムやFacebookなどのSNS広告やGoogle、Yahoo!検索のWeb広告のコピーは特に勉強になるので、チェックしてみてくださいね!
多くの気づきがあるので、あなたのコピースキルもアップしますよ。
まとめ:スキルを身につけてSNS運用を加速させよう!
今回は、SNS運用で起業や副業したい人に必要なスキルについて解説しました。
今回ご紹介した5つのスキルを再度まとめます。
- マーケティングスキル
- 言語化スキル
- 心理スキル
- ライティングスキル
- コピースキル
上記のスキルを身につけると、間違いなくSNS運用が加速します。
SNS運用がうまくいっている人は、これらのスキルを身につけています。
とはいえ、いきなり全てのスキルを身につけるのは難しいですよね。
まずは、少しずつ学んで実践していけばOKです。

今回ご紹介した5つのスキルを身につけて、SNS運用を一気に加速させていきましょう!
そうすれば、副業で収入アップできたり、起業に成功したりできるようになりますからね!