今回は、ストーリーズとフィード投稿について解説していきます。
ストーリーズやフィード投稿は、どちらもインスタ運用では必要不可欠な要素です。
適切なストーリーズを投稿し、適切なフィード投稿をしていけば、アカウントは自然と伸びていきます。
なぜなら、適切な投稿=価値提供ができているからですね。
とはいえ、『適切な投稿って何?』と思われる方もいるはず。
3日目の講座では、そんなストーリーズとフィード投稿について具体的に学んでいきましょう!

少し前置きが長くなりましたが、ではさっそく本題に入っていきましょう。
もくじ
そもそもストーリーズとは?(特徴も解説)
ストーリーズとは、日常的な写真や動画の投稿、ライブ配信が行える機能です。
すでにストーリーズをご存知の方が、ほとんどではないでしょうか。
ストーリーズは、投稿後24時間以内に削除されるのも大きな特徴。(自動的に消えずにアーカイブやハイライトに保存できる)

ストーリーズの効果やメリット
ストーリーズを投稿することで、多くの効果やメリットがあります。
ストーリーズは、インスタグラムでマネタイズを行ううえで、非常に重要なポイントになってくるんですよね。
いくら質の高いフィード投稿を行っていても、ストーリーズの質が悪ければマネタイズにはつながりません。
以下では、ストーリーズを投稿することの効果やメリットについて解説していきます。
先に結論ですが、以下の3つがストーリーズを投稿することの効果やメリットです。
- アカウントの関連性が高くなる
- アクティブアカウントと判断される
- フォロワーさんに知ってもらえる

①:アカウントの関連性が高くなる
ストーリーズには『質問』や『アンケート』、『メンション』、『クイズ』など、フォロワーさんとコミュニケーションがとりやすい機能が装備されています。

これらの機能をうまく利用すれば、インスタグラムのアルゴリズムが作動し、フォロワーさんから見てあなたの投稿が左端に表示されやすくなります。
②:アクティブアカウントと判断される
ストーリーズを頻繁に投稿することで、インスタグラムのアルゴリズムにアクティブなアカウントと判断されます。
インスタグラムのアルゴリズムは、アクティブなアカウントを優先的に表示させる傾向です。
つまり、発見タブやハッシュタグ検索などにも表示されやすくなるんですよね。

③:フォロワーさんに知ってもらえる
ストーリーズは、フォロワーさんに自分を知ってもらえる最高の場所。
『自分が何者なのか』、『どんな発信をしているのか』、『どのような思考を持っているか』などを、フォロワーさんに伝えるのにストーリーズはピッタリです。
なぜストーリーズで、自分を知ってもらう必要があるのかわかりますかね?
なぜなら現代の人は、『何を買うか』よりも、『誰から買うか』を重視しているからです。
例えば、一杯900円の見知らぬ人が店長のラーメン屋さんと、一杯1,000円の友人が店長のラーメン屋さん。
もし夜ご飯に迷ったらどちらを選択しますか?
おそらく後者ですよね。
インスタグラムでもこの法則は同じです。
信頼度があれば物やサービスは売れる
あなたは今後インスタグラムで、一度も会ったことのない人に物を売ったり、サービスを売ったりすることがあると思います。
その際に、フォロワーさんとの信頼度は非常に重要な要素です。
信頼度があれば、物やサービスは自然と売れます。

必ず抑えておきたいストーリーズの5つのコツ
続いて『ストーリーズのコツ』について解説していきますね。
ストーリーズは扱うジャンルによって、投稿内容が変わってきます。
しかし共通していえることは、以下の5つですね。
- メンションを積極的に活用する
- 積極的にアクション機能を使う
- 1日3~7回投稿
- ネガティブは×
- 飽きさせない

①:メンションを積極的に活用する
メンションの活用は、インスタ運用を行ううえで重要な要素です。
なぜなら『誰か』をメンションをすると、リメンションしてもらえる可能性があり、フォロワー外のユーザーにもリーチできるからですね。

メンションは相手にもメリットがあり、こちらにもメリットがあるので、インスタ運用を本格的に行うのであれば、使わない手はないですね。
②:積極的にアクション機能を使う
ストーリーズでは、積極的にアクション機能を使いましょう!
代表的なアクション機能は以下ですね。
- 質問
- クイズ
- アンケート
ユーザーからのアクションは、エンゲージメントを高めるためにも非常に大切な要素です。

③:ストーリーズは1日3~7回投稿
1日のストーリーズの投稿数は、多すぎても少なすぎても良くありません。
ベストなストーリーズの数は、3回~7回ほど。
7回以上になると、フォロワーさんに『しつこい』と思われてしまい、フォローを外される原因にもなります。

④:ネガティブなストーリーズは×
ネガティブなストーリーズは誰も得しません。
もちろん、戦略的にネガティブな要素を入れながら運用していくのであればOKです。
しかし、一般的に自分のネガティブな要素は、他人を不可解な気持ちにさせることがほとんど。
また、フォローを外れてしまう原因にもなります。

⑤:フォロワーさんを飽きさせない
フォロワーさんに、ストーリーズを飽きさせない工夫をしましょう。
例えば、毎日同じテレビ(番組)を見たところで何も面白くないですよね。
あなたの今のストーリーズは、以下のようになっていませんか?
- 面白味がない
- 毎日同じ内容
- タメにならない
何度も言いますが、フォロワーさんを飽きさせない工夫は非常に大切です。

フィード投稿編

フィード投稿とは、一般の投稿と呼ばれるものです。
ストーリーズは24時間で消えてしまいますが、投稿はアーカイブや削除をしない限りずっと残ります。
ストーリーズとの大きな違いは、新規のユーザー(フォロワー外)にたくさんのリーチができることです。
例えば、ハッシュタグをつけて投稿すれば、ユーザーはハッシュタグ検索からあなたを見つけてフォローする可能性があります。
また、あなたのフィード投稿が発見タブに載れば、かなりのリーチが予想できますよ。

先に結論ですが、投稿に関するコツを以下の流れでご紹介していきます。
- 投稿(コンテンツ)について
- 適切なハッシュタグをつける
- ストーリーズにシェア
- 適切な投稿時間
- 適切な投稿頻度

投稿(コンテンツ)について
まずはじめに、投稿(コンテンツ)について解説していきます。
最近、『写真映え』、『インスタ映え』の投稿よりも、文字入りの投稿のほうが、目立っているように感じませんか?
そうなんです。
実はこの現象というのは、インスタグラムの方針が変わりつつあるからなんですよね。
今までのインスタグラムは『写真を共有するプラットフォーム』でした。
しかし今では『知識を共有するプラットフォーム』に少しずつ変わってきています。
前回の【アルゴリズム】の講座でも解説した通り、インスタグラムのアルゴリズムは『いいね』よりも、保存率や滞在時間を重要視しているんですよね。

文字入りはマネタイズがしやすい
これからインスタグラムでマネタイズをしていくのであれば、なおさら文字入り投稿がおすすめです。
『マネタイズは文字入りに限る』といっても過言ではありません。
仮に映え写真を投稿してフォロワーが増えたとしても、最終のゴール設定(マネタイズポイント)が難しいんですよね。
例えば、あるユーザーのメイン投稿が『映え写真』にも関わらず、いきなり『ダイエット商品』や『化粧水』、『アプリ』などの企業案件やアフィリエイト案件を紹介されても説得力がないですよね。
*企業案件やアフィリエイト案件については5日目の講座で解説

保存率や滞在時間が伸びる5つの要素
ここまでで、インスタグラムのアルゴリズム的にも、『文字入り投稿が良い』というのは、理解していただけたと思います。

インスタグラム社からもユーザーからも評価の高い投稿、つまり保存率や滞在時間が伸びる投稿には、以下の共通点があります。
- 共感できる
- タメになった
- 初めて知った
- 後で見返したい
- 誰かに教えたい

文字入りコンテンツの作り方
結論、文字入りのコンテンツの作り方は誰でも簡単に作れます。
文字入りのコンテンツは、『複雑そう』、『スキルがある人にしか出来ないのでは?』と思われがちです。
しかし実は、文字入りのコンテンツを簡単に作れる魔法のようなアプリがあるんですよね。

以下でご紹介する2つのアプリを使えば、誰でも簡単にスマホだけで文字入りのコンテンツが作成可能です。
Phonto
文字入れに特化したシンプルなアプリです。
Phontoの特徴は、以下の通り。
- 200種類以上のフォント
- 30種類以上の日本語フォント
- 縦書き対応
- フォントを追加インストール可能
- 文字の大きさ・色・傾き・影・フチ・背景色・行間・位置まで自由自在

Canva
こちらも文字入れに特化したアプリ。
デンプレートが豊富で、インスタグラム以外の要素にも使える万能アプリです。
Canvaの特徴を見てみましょう。
- 無料でも様々なデザインツールを使える
- ブラウザで動く
- シンプルで直感的な操作
- 豊富なテンプレートや写真で、誰でも簡単にオシャレな画像を作れる
- スマホやタブレットでも使える
- 作成した画像の商用利用ができる

適切なハッシュタグをつける
フィード投稿では、必ずハッシュタグをつけましょう。
仮にハッシュタグをつけなければ、いくら良いコンテンツを投稿したとしても、あなたのフォロワーさんにしか行き届かないからです。

関連性の高いハッシュタグをつける
ハッシュタグをつける際は、関連性の高いハッシュタグをつけるようにしましょう。
『関連性の高いハッシュタグ』とは、投稿画像や文章と関連性の高いハッシュタグです。
なぜ関連性の高いハッシュタグをつける必要があるのでしょうか。
理由はアルゴリズムが投稿画像を『どのようなジャンルの投稿なのか』を判断。それに加えて投稿画像とハッシュタグの関連性も判断し、評価するからです。
例えば、節約系の投稿をした場合、以下のようなハッシュタグをつけると効果的。
- #節約
- #節約術
- #節約生活
- #節約したい
- #節約アカウント
ハッシュタグは3つのワードで!
ハッシュタグをつける際は、以下の3つのワードを意識しましょう。(数字はボリューム数)
- ビッグワード:50万以上
- ミドルワード:1万~50万
- スモールワード:1,000~1万
例えば、以下のようなイメージです。
- #節約→177万件(ビッグワード)
- #節約方法→1.7万件(ミドルワード)
- #節約ノート→7,247件(スモールワード)
また、ハッシュタグは最大30個までつけることができます。
私の場合、
- ビッグワード10個
- ミドルワード10個
- スモールワード10個
このような感じで、バランス良くハッシュタグをつけています。
ハッシュタグをつける際の注意点
ハッシュタグをつける際には、2つの注意点があります。
- ボリュームは検索数ではない
- 検索されにくいハッシュタグはつけない
よく勘違いしがちなハッシュタグのボリューム数。
実は検索数ではなく、『ユーザーが投稿にそのハッシュタグをつけた数』なんですよね。

例えば、以下をご覧ください。
- #勉強記録
- #勉強部屋
とかだと、まだ検索されそうですが・・・
- #勉強垢さんと繋がりたい
- #勉強垢はじめました
などを検索する人は、なかなかいないですよね。

ハッシュタグをフォローしているユーザーにも届く
ハッシュタグをつけて投稿すると、『ハッシュタグをフォローしている人』のフィードに表示される可能性があるんですよね。
インスタグラム上では、気になるアカウントをフォローするという方法だけではなく、興味のある『ハッシュタグ』をフォローして、最新の情報を集めているユーザーもいます。
事例紹介
例えば、インスタ運用に興味があるユーザーの場合、以下のように『#インスタ運用』をフォローします。
するとこの方は、フィードをスクロールしていると以下ように、フォロー中のハッシュタグ『#インスタ運用』の投稿が表示されるのです。

ストーリーズにシェア
フィード投稿を行った際には、ストーリーズにシェアをしましょう。
ストーリーズにシェアすることで、ストーリーズしか見ないユーザーにも、投稿を見てもらうことができます。
また、今のアルゴリズムは投稿してからの『いいね』やコメント、保存などの反応スピードを重視しているといわれています。
そういった観点から見ても、投稿をストーリーズにシェアすることで、少しでも早く反応をもらえる可能性があるんですよね。
投稿前にもストーリーズで告知
投稿の5時間前などに、『【本日の18時誰も知らない裏技公開】という投稿をします。』みたいな感じで、事前に告知するのもひとつの手です。

適切な投稿時間
適切な投稿時間は、18時~20時が最も良いとされています。
なぜなら、『18時頃は仕事が終わって帰宅途中の時間』。『20時はご飯を食べた後にゆっくり携帯を見る時間』という傾向があるからですね。
先ほど『反応のスピードが大切』とお伝えしました。
とはいえ、そもそも携帯を見ていなければ、反応すらしてもらえません。
インサイトを利用する
また、インサイトではフォロワーさんが『どの時間に良くアクティブしているのか』がわかります。

適切な投稿頻度
適切な投稿頻度は、1日に1投稿。
難しければ、2~3日に1投稿。
それでも難しければ、最低でも1週間に1投稿は必ずしましょう。
インスタ運用では、実は投稿頻度も重要な要素のひとつなんですよね。
より多くコンテンツを発信することで、1人でも多くの新規ユーザーにリーチができるからです。
投稿頻度はアルゴリズムにもGood
また、インスタグラムのアルゴリズムは、投稿頻度もひとつの指標としています。
投稿頻度の高いユーザーほど、発見タブやハッシュタグ検索に載りやすい傾向です。
理由はインスタグラム社に、アクティブなユーザーと判断されるから。
アクティブなユーザーは、優遇されやすいんですよね。
もちろんコンテンツの質も大切なので、適当な投稿を毎日しても意味がありません。

まとめ:適切な投稿で周りと差をつけよう!
今回は、ストーリーズ投稿と、フィード投稿について解説しました。
大きくまとめると、
ストーリーズは、既存のフォロワーさんのため
フィード投稿は、新規ユーザーのためです。
上記では、反応スピードや保存数を上げるテクニックなどもご紹介しました。
しかし最も重要なのは、ユーザーに価値を感じでもらえる投稿をすることです。

ストーリーズ、フィード投稿ともに、常にユーザー目線で投稿するように心がけていきましょう!